#10 Ensemble─価値観がせめぎあうとき(2021.3 5期)

ことば工房 第10号 アンサンブル

*上のPDFブックリーダーで、本を読むように読むことができます。
**右上の歯車アイコンの「設定」→「新しいウィンドウで開く」→「フルスクリーン」でフルスクリーンなど細かな設定ができます。

「第10号 Ensemble─価値観がせめぎあうとき」をお送りします。各プレイヤーが、それぞれの楽器を自分の感性に任せて、自由に演奏する「アンサンブル」。演奏における自由度が高いことは、時に価値観のせめぎ合いを引き起こす。「こうした方がいい」「それよりもこっちの方がいいに決まっている」などと、個性がぶつかり合う瞬間が生まれます。言ってしまえば、アンサンブルは闘いです。

こうした価値観のせめぎ合いは、一見すれば悪いもののように思えるが、決してそんなことはありません。お互いがより良い方向へ進むために、正面からぶつかり合っている証にほかならないからです。

何か新しいものに出会ったときの、自分が洗われるような感覚。 個々の音がぶつかり合った時にこそ、ある種の調和が生まれたりして。

コロナの時代の2020年,さまざまな価値観がせめぎあう世界の中でうまれた特集です。
また,以下のように,今回はアンサンブルのように,多様なテーマが中に入っています。その中には,動画も入っています。動画はこのページでも見られます。
この動画の意味については,ぜひ雑誌の中を読んでみてください。

「翻訳と芸術」(こちらの動画は,東京学芸大学のメールアカウントを持っている場合のみ,閲覧可能です)